最寄り駅を降りて、そこから歩いて現地に向かう…
そんなケースが多い。
しかし、鉄道という交通手段がない場合も時にはある。
そんなときはバスを使うことが多い。
見知らぬ街でバスを使うと、
当然、「○○行」と書かれていても、
その地名が分からないことがほとんどなので、
やたらと不安になったりするものだ。
やはりバスは、その町に暮らす方々の足であって、
旅行者が使うには、なかなか難しかったりするのである。
地図を見れば、現地の場所は分かりやすいのに、
バスに乗ることで分かりにくくなってしまう…。
そんなときに便利な移動手段を見つけた。
自転車
である!
そう、小回りの利く自転車を使えば、
より目的地に行きやすくなることを知ったのだ。
バスの時刻なんて、まったく気にしなくてもいいのである。
今回、大分駅に降り立った私は、
事前にレンタサイクルがあることを調べていた。
大分駅のすぐ近くにレンタサイクルの営業所があり、
そこで、自転車を借りることが出来たのだ。
徒歩移動には限界があるが、
自転車を使うことで一気に行動範囲が広がるのである。
おかげで大分駅から自転車という武器を手に入れた私は、
大分駅から北へ伸びる広い道を走り、
産業臨海道路と呼ばれる道路に出たら、
その道に沿って、自転車をこいだ。
すると、大きな橋を渡ることになった。

これは、大分川の風景だ。
この日は晴れていて、
ただでさえ見知らぬ街を自転車で走ることが、
すごく心地よかった。
そこに、こんな広い川。
青空が広がる中で、空気も美味しく感じた。
開放的な気分に浸りながら、
この広い川をゆっくりとしたスピードで渡った。
それはまるで、久々にきた大分の雰囲気に浸るような感じ。
16年ぶりの大分…こんなに心地よい街だったとは。
この大分川を渡ると、
いよいよ、今回の目的地・新大分球場はすぐそこだ。
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