球場寅さんとしての素顔を振り払い、
普段の表情で高松駅へと戻ってきた私。
ここで、私は高松にいた知り合いと、
高松市内の飲み屋に行って、一杯飲むことにした。
自動車に乗っていったこともあり、
正直、どこに連れて行かれたのかは分からない。
しかし、入ったお店は鶏肉の美味しい店で、
メニューには骨付き鶏が2種類あり、
あとはちょっとしたおつまみとビールがある程度の店に入った。
その店は高松では非常に有名な「一鶴」である。
そして、出てきた骨付き鶏はこんな感じだ。

正直、最初は「メニューはこれだけ??」って思ったのだが、
これだけでも十分にビールが何杯でも飲めるのだ。
とにかく、この鶏肉が美味しくて、
しかもちょっとコショウが利いていて、
さらに美味さを引き立てるわけである。
この「一鶴」で一杯、いや三杯も四杯もやった後、
私は翌日の結婚式に参加する高校時代の同級生が待つ居酒屋へと向かった。
高松市内の兵庫町のアーケード街にある
ちょっと狭い感じの居酒屋である。
私が着いたときには、すっかり盛り上がっていて、
暖かく出迎えてくれた。
そこで、私は翌日の余興の打ち合わせをその場で考えて、
即興で考えたネタが出来上がった。
もはや、あとはアドリブで乗り切ろう…そんな感じで終わった。
翌日、余興は何とかクリアして、友人の結婚を祝福した。
しかも友達の結婚式に出席するのは初めてだったので、
かなり感動しまくり、そして二次会に出席し、
三次会ではカラオケで歌い、
12時過ぎに高松駅前にある大きなホテルに帰ってきた。
これで、私の今回の高松旅行は終了したわけだが、
短い時間ではあったが、なかなか充実したものになったわけだ。
★補足★
私はこの高松の球場行脚をしてから、
2度ほど高松を訪れている。
何気に私は高松を定期的に訪れているような気がする。
1度は妹と2人でこの地に足を運び、
もう一度は、球場寅さんの姿で松山から徳島に移動する際に、
この地を宿泊地とした。
たまたま球場寅さんの姿で来たときは、
高松市内はお盆と言うこともあり、
栗林公園へと抜けていく目抜き通りは、
「高松まつり」と言う祭りが行われていた。
メインストリートが歩行者天国になっていて、
人でごった返していた。
お盆に高松にいることなんてなかったから、
高松でのお盆の過ごし方を垣間見たような気がして、
すごく新鮮な気持ちになったものだ。
私の妻は一時期、高松に住んでいたことがある。
当時とは高松市内は大きく変わっただろうが、
やはり旅に行った者と、実際に住んだ者とでは、
詳しさは雲泥の差であるといっても良い。
その土地の方向感覚はまったく違う。
今度は家族で高松に行ってみたい。
そのときは、いろいろ案内してもらおうっと。
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