2012年04月22日

雨降る久米島で

久米島の兼城港に到着した私。

港の待合室は雨のせいもあって薄暗く、
そこには誰も「待ち合い」していなかった。

待合室の片隅に喫茶店のようなものがあり、
そこで何か飲み会が行われていたようで、
にぎやかで、しかものんびりした雰囲気だけが感じられた。
昼間からお酒…これも沖縄らしい感じなのかもしれない。


でも、私は早くホテルでゆっくりしたかった。
そして、最初の目的地である久米島の球場へ足を運ぶために、
バスに乗りたくて、バス停でただそれが来るのを待つことにした。

バス停に貼っていた時刻表を見る。
そしたら、ちょっと待てばバスが来るではないか。
でも、その時間になってもバスが来る気配すらない。

バスは数十分遅れてやってきた。
こんな田舎の道で、混雑していたとも思えないが、
バスはちゃんと来たとはいえ、かなりの遅れである。
私としては、バスが来ただけでもホッとしたのだが…。

離島のバスとはこんなもんなのだろう。
時間通りにくるなんて思わないほうがいい。
それは、そのバスに乗った瞬間分かった。


「どこに行くの?」


と、まるでタクシーに乗ったかのようなことを、
運転手さんに聞かれた。

バスなんて、バス停にしか止まってくれないかと思いきや、
それは大間違いなんだね。
「○○ホテルに泊まるんだけど」というと、
道中でバス停に誰もいないことを確認し、
すべてのバス停を通過した上で、
そのホテルの前で下ろしてくれた。

バスには私の他には乗客はいなかった。
だから遅れるわけもないのだが、
それが島の時間ということなのだろう。

のんびりしていていいじゃないか。
1分1秒を争うよりも、こちらの方がずっと人間らしい生活だ。


私はホテルにチェックインした。
南国らしいホテルで、すぐ隣には当時、島で唯一のコンビニがあった。
それはすごく便利な立地ではないか。

そのコンビニに入れば、
別に久米島でも東京でも変わらない雰囲気がある。
そこでお酒をいっぱい買って、
久米島の夜をお酒で満喫しようというわけだ。

その前に、私はホテル近くの球場へ足を運ぶ。
晴れ男でもある私だが、何と100個目の球場へ足を運んだ時点で、
これが唯一の雨で傘を差しながらの球場行脚となったわけで。

2012年04月15日

いよいよ久米島へ

雨が降りしきる最悪のコンディション。
船は大きく揺れることもありながら、
それでも久米島の徐々に接近していた。

正直、船酔いしなかったことが不思議なくらいだ。
道中、久米島の観光スポットを旅行雑誌片手に眺めていたのに…。
船酔いしなかった体を作ってくれた両親に感謝するばかりだ。

途中で見たイルカの大群。
ケラマ諸島の島の数々。
どれも、晴れていたらどれだけきれいだっただろうか…
そう思わずにはいられない。


船は久米島の東岸に近づく。
陸地が見えている…ここがこれからの24時間滞在する場所である。

岸が見えてからが長かったが、
ようやく船は久米島の兼城港に接岸した。
といっても、那覇を出港したときのように、
周りに大きな建物があったわけでもない。

正直、何でここに船が止まるの??と思うくらい、
何もないような場所に船は到着し、私は久米島に降り立った。

兼城港.jpg

船を下り、チケットを手渡し、
私は久米島の兼城港の待合室へ足を運ぶ。

しかし、真昼間でありながら、待合室は真っ暗。
まるでもうすぐ日が暮れる時間のようである。
いくら雨模様とはいえ、もはや夜中の雰囲気すらあった。

ただ、そんな待合室の片隅にあった小さな喫茶店だけは、
何だか妙な飲み会で盛り上がっていたようだ。
いくら夜っぽい雰囲気であっても、
まだ時間は昼を少し回ったばかりだ。
日が暮れるのにも、飲んだくれるにもまだ早い。


そんな待合室を抜けると、そこには何もなかった。
確かバス停があると書いてあったが…。

周りには、船を下りて、家族が迎えにきてくれた車に乗り込み、
港を去っていく人がいる…。
もちろん、久米島に親戚なんていない私は、
当たり前のように、その場で独りぼっちになった。

果たして、バスを見つけなくては…。
バスは時刻になっても来る気配すらないまま、
バス停でひたすら待つことになる。

この日、泊まる予定のホテルは
とても歩いていける距離ではなかったから。
バスだけが頼みの綱だったわけだ。

2012年04月08日

久米島行きの船に乗り込み

雨が降る中、久米島行きの船は少しずつそのスピードを上げ始めました。
那覇から100キロ西にある久米島。
だからこそ、スピードを上げたとしても、
その距離感がつかめないほど、遠い位置にある…
そんな認識しか出来ませんでした。

雨が降りしきる中、
船の中のアナウンスで、イルカの大群がいることを知った。

イルカの大群なんて、普通の船では教えてくれない。
いや、そんな場面にすら出くわすことがない。
だって、自然に生きるイルカの大群が、
大海原の遠く、それでいて自分の視界に入る位置を泳いでいるわけだから。
それは、ある意味、自分がいるこの場所が、
イルカが見れる沖縄であったことを感謝するしかないわけで。

そうこうしているうちに、視界の向こうに、島が見えてきた。

ケラマ1.jpg

ケラマ2.jpg


これらは慶良間諸島の島々である。

スキューバダイビングをしている方にとっては、
まるで聖地のように、南国の最中が泳ぎまわり、
しかも透明度の高い場所でもあるようである。

しかし、船はそんなのは関係なく、100キロ西へと突き進む。
しかも、そんなに速いスピードではなく、
自転車でも必死に漕げば追いつくであろうスピードで。

渡名喜.jpg

途中、立ち寄った島・渡名喜島。
人工500人程度の小さな島であるが、
島の方々はいつも行き交う船に手を振って見送ってくれた。

そして、その渡名喜島からさらに西へ進んだところに、
今回の目的地・久米島がある。
球場寅さん初の離島上陸…その瞬間は間もなくだ。

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