何と言っても五稜郭だろう。
そもそも、日米和親条約の締結によって、
箱館港の開港によって、防衛力の強化を図るために設けたのが五稜郭。
相手が攻めてきたときに、どのような形ならば一番守ることが出来るか…
その答えが、五稜郭のような星型なのだろう。
この星型を、近くにそびえる五稜郭タワーから眺めると、
「なるほど…」とうなずけてしまうのだ。
きれいな星型をした城郭に驚かされる。
そして、五稜郭タワーからは前日登った函館山も見える。

つまり、違う角度から函館市内を見ることができるのだ。
そして、気候が良ければ青森県の下北半島も見える。

うっすら見えているのが下北半島だ。
おそらく、「恐山」なのだろう。
イタコの呼ぶ声までは北海道には届かないが、
いかにも届きそうなほど荘厳な感じが…しなくもない。
これで何か函館を満喫したような気がして、
五稜郭タワーから降りると、あの新撰組で御馴染みの土方歳三だ。
1868年に五稜郭を占拠した土方歳三である。

…といっても、日本史はまるで疎い私。
「土方歳三って日本史の授業にはあまり大々的に取り上げられなかったぞ」なんて思いながら、
内心、「名前は知ってるけど、何をした人だ??」と思う始末。
ホント、私は日本史は苦手なのです。
土方様のファンの方、お許しください…。
これで、函館旅行…いや違う!!
「函館オーシャンスタジアム」の球場行脚は全日程を終了した。
…と、待てよ。
一つ大事なことを忘れているではないか。
そう、それは函館ラーメンを食べるということ。
やっぱり、函館ラーメンを食べなければ、帰れないんだよ!
というわけで、私は函館ラーメンを無事に食べ、
空港で買った「白い恋人」を片手に大阪へと帰ったのでした。
ついに食べた!函館ラーメン